境界をわたすひとかけら | A Crossing-Boundaries Fragment
下浦萌香 個展
境界をわたすひとかけら | A Crossing-Boundaries Fragment
monade contemporary|単子現代
@monadecontemporary
2025年10月30日(木)〜11月9日(日)|14〜19時 木・金・土・日
*その他の日:予約制
オープニングレセプション 11月1日(土)18〜19時
アーティストトーク 11月8日(土)18〜19時 *ワンドリンク・オーダー
〒605-0829京都市東山区月見町10-2 八坂ビル地下1階
ことばを食べるカフェ みずうみ *併設のカフェもお楽しみいただけます。 @cafe_mizuumi
ある場所に根ざした歴史や記憶、日々の営みのなかで形づくられてきた関係に関心を持ち、そこで語られにくい出来事や人々の声を汲み取りながら、観察し、読み取り、関係を結び直していく過程を作品としてきました。
本展では、小さな断片を手がかりに「境界」や「移動」を起点とし、ナラティブのまなざしを通じて世界と接続、編み直していく試みを提示します。
——下浦萌香
〈展覧会情報〉
monade contemporary | 単子現代では、下浦萌香による個展「境界をわたすひとかけら | A Crossing-Boundaries Fragment」を開催します。
下浦はこれまで、場所に根ざした歴史や記憶、日々の営みのなかで形づくられてきた関係性に目を向けながら制作活動を行ってきました。アーティスト・ラン・スペース「デラハジリ」の運営や日本各地での滞在制作をとおして出会ってきた人々との触れ合いとその記憶は、作品を織りなすかたちや色彩のなかで解かれ、その後に訪れるであろう景色の予感とともに編み直されるかのようです。
本展では、近年のリサーチ活動から着想を得た一連の作品群を紹介し、下浦が「境界」や「移動」において見出してきたものごとや生活のモチーフを一つの制作活動というプロセスのなかで捉えます。淡く移ろいながらも確かな存在感を湛えた紙片がその場所で起こった出来事や歴史を感じさせるモチーフと重なるとき、小さな断片としての作品は新たな世界の可能性をやさしく紡ぎ直すことになります。
移動の途上で起こる出来事や風景の移り変わりが小さな断片のなかで積み重なるとき、どのような世界が現れることになるのでしょうか。人や場所からの触発において開かれる、境界の原野にご参加ください。
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