トークイベント「清島の12年と、勝さんのまなざし2」レポート

トークイベント「清島の12年と、勝さんのまなざし2」レポート

アートフェア別府の最終日、清島アパートで「清島の12年と、勝さんのまなざし2」を開催しました。

12年間この場所で制作を続けてきた画家・勝正光さんの視点を中心に、日常と創作が交差する清島アパートの出来事や勝さんの活動について参加者と共有しました

勝さんの年表をもとに進められたトークは、駆け足ながらも内容は濃く、勝さんの思いや丁寧に紡がれた関係性がしっかり伝わる時間になりました。

会話の中は、軽やかで親しみやすい雰囲気に。ライスボール山本さんたちは、時折寝たり、芋を蒸してみんなにふるまったりしながらも、最後のコメントはしっかり決めるなど印象的でした。

最後は短いながらも、持ち寄りの軽食を囲んで交流タイム。Zoomを通じて、わくわく混浴アパートメント時代のアーティストともつながり、良い時間となりました。

まだまだ勝さんの年表トークは半分しか終わっていないので、もしかすると次回も開催するかも…!?

どうぞお楽しみに!



アートフェア別府最終日となる9月29日(月)に、別府・清島アパートにてトークイベント「清島の12年と、勝さんのまなざし2」を開催します!

今回は第二弾ですが、初めての方も大歓迎。冒頭に前回のおさらいタイムを設けますので、安心してご参加ください。

タイムスケジュール

•前半:導入・前回振り返り(15分)+ 勝さんのお話(45分)

•後半:参加者を交えてディスカッション

2009年、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」の関連企画「わくわく混浴アパートメント」をきっかけに、アーティストの生活と制作の場としてよみがえった《清島アパート》。そこには多彩な表現が息づき、独特の文化的な地層を重ねてきました。

この場に12年間暮らし、制作を続けてきた画家・勝正光さんをお迎えし、日々の生活や作品づくり、地域との関わりをゆるやかに振り返ります。

勝さんのまなざしを通して、清島の歴史をたどりながら、場のこれからや記録のあり方についても、みんなでじっくり考えたいと思います。

当日は、軽食をもちよってのパーティスタイルで、ゆるりとおしゃべりしながらの時間。どうぞお気軽にお越しください。

*本企画は、今年度清島アパート入居アーティストの下浦萌香によるリサーチ活動の一環としても位置づけ、地域と表現の新たな関係性を探る試みです。

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「清島の12年と、勝さんのまなざし2」

日時|2025年9月29日(月)18:30〜20:30(18:15開場)

会場|清島アパート 2階共有スペース(大分県別府市末広町2-27)

参加費|無料 +一品持ち寄り+飲み物持参

ゲスト|勝正光(画家)

ホスト|下浦萌香(アーティスト/清島アパート住民/デラハジリ主宰)

現地定員|15名 (要申し込み)

開催方法|対面+オンライン(ハイブリッド形式)

Zoom参加|

https://us06web.zoom.us/j/81477936106...

ミーティング ID: 814 7793 6106

パスコード: 999982

(先着100名)※通信環境により音質・画質の乱れが生じる場合があります。

現地参加 事前予約必須/お問い合わせ先|

ご参加をご希望の方は、前日までに下浦萌香のメールまたはfacebook、InstagramのDMまでご連絡ください。

メール:moekashimoura@gmail.com

Instagram:@moekashimoura

[勝正光(画家)プロフィール]

鉛筆素描の美術作家。1981年大阪府生まれ、武蔵野美術大学卒業。2006年GEISAI#10 銅賞、佐藤可士和賞、電通賞受賞。2009年から大分県別府市に移り住み、アートも地域も地続きな活動を行う。 別府のアート版トキワ荘・清島アパートの入居者第1号として、2009〜2020年度入居。2015年、第1回大分合同新聞広告賞金賞受賞広告の絵画を制作。現在、別府市子ども会育成会連合会夏休み児童絵画作品コンクール 審査委員長(2011年~)、別府市南部児童館絵画教室 講師(2011年~)、 末広温泉組合長(2021年~)、別府市南部中規模多機能自治区 温泉部会 部長(2022年~)などを担う。

近年の展覧会に、「3331 ART FAIR」(3331 Arts Chiyoda、2019)、「勝正光個展2022(別府100景前期)」(DABURA.m実験スペース「あきば」、2022)、「勝正光ライフドローイング展『別府と描く』」(別府市創造交流発信拠点 TRANSIT、2023)など。