西端みずほ 個展 「everything without exception」

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西端みずほ 個展

「everything without exception」

2024年11月7日(木)〜11月24日(日)

木・金　15:00-20:00

土・日　13:00-18:00

定休日：月、火、水

デラハジリ @derahajire

（大阪府藤井寺国府一丁目1-7 里庭の箱）

車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください

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[オープニングパーティ＋アーティスト・ミニトーク]

2024年11月9日（土）

18:00 ~21:00

（19:30よりミニトークを行います）

出入り自由/予約不要

（デラハジリに直接お越しください）

入場料（①・②どちらか選択式）：

①500円＋手土産（みんなでシェアできる食べものか飲みもの）②1000円

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西端みずほ 個展

「everything without exception」

「安全基地」とは、精神的な不安や傷を負った際に戻ることのできる、心理的安定を与える拠り所 を指します。西端みずほは、これまで「安全基地」をテーマに、「心の拠り所とは何か? 人類共通 のものがあるのか ?」という問いを探求し続け、彼女自身や共同体が抱える言葉にできない感情を受け止め、昇華する空間を創出してきました。

彼女の制作は、個人的な経験をもとに、目を背けたい現実や忘れ去りたい過去を受け入れるプロセスに根ざしており、その先に微かな希望を見出そうとしています。このプロセスは「弔い」にも似た行為と捉えることができるでしょう。

本展では、「大切な存在を失ったとき、私たちはその別れの瞬間をどのように過ごすべきか?」という普遍的な問いを軸に、死と向き合うための態度を探求し、心の拠り所となる空間を提示します。そして「命には限りがある」という避けがたい現実を鑑賞者に突きつけながら、同時にその空間で死と生の両方を見つめ、生きることの尊さを再確認する機会を提供します。

2024年11月17日
本日デラハジリ13:00-18:00オープン。会期も後半となりました。
写真に写っているクッションは、西端さんによる手作りのもの。
展覧会初日に、「鑑賞者の作品を観る視線を下げるために、クッションを3つほど床に配置したらどうだろう」とお話をしたところ、翌日には西端さんがフカフカのクッションを縫製して持参してくれた。

既製品を使わず作っちゃうのがすごくて、私も見習いたいと思った。展示空間にあわせたクッションの綿布地の質感や、自然な色合いがとても心地よい。

これまで展覧会を訪れた鑑賞者たちは、西端さんと共にそのクッションに腰掛け、ゆったりとした時間を共有しながら対話を楽しんでいた。